v11.0
- ID:
- 28741
- 年:
- 2013
- 月日:
- 1007
- 見出し:
- 木材利用ポイント(1)もっと国産材の利用を
- 新聞名:
- 産経ニュース
- 元UR(アドレス):
- http://sankei.jp.msn.com/life/news/131007/trd13100708070000-n1.htm
- 写真:
- 【イラスト】
- 記事
-
日本文化と切っても切り離せない「森林」。
終戦直後は住宅需要を賄うため伐採が進んだが、その後、植樹されたスギやヒノキなどが育ち、今は国土の約7割を占める。
毎年、森林資源は国内木材需要量に相当する8千万立方メートルずつ純増し、成長した樹木も切り出しに適した時期を迎えている。
しかし、価格の安い輸入木材に押され、国産材は低迷。
木材自給率は3割弱だ
森林は、二酸化炭素(CO2)を吸収するだけでなく、水源を涵養(かんよう)し、土砂の流出を防ぐ国土保全の役割がある。
こうした機能が働くには、過密になった樹木間を適正に保つ「間伐」が必要だ。
だが、国産材の需要低迷が続けば山で働く産業の衰退につながり、間伐や森林の手入れを継続的に行
うことは難しくなる。
そこで、木材利用を推奨する「木材利用ポイント」制度が導入され、7月から申請受け付けが始まった。
住宅の新築やリフォーム、木材製品の購入など、木材の利用にポイントを発行し、地域の農林水産品などに交換できる。
次回からは制度の詳細や効果についてみていく
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