v11.0
- ID:
- 28606
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0911
- 見出し:
- 辰野の地域通貨「木判」 木製の「お札」も登場
- 新聞名:
- 信州らいぶおん
- 元UR(アドレス):
- http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_253891
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
地域通貨「木判(こばん)」を発行している辰野町の「信州木の駅プロジェクトたつの実行委員会」は、従来の紙製に加え、木製の「お札」を新たに作った=写真。
キーホルダーとして使えるように金具が付いており、記念品にもなる。
実行委が同町沢底(さわそこ)に設けた「木の駅」に間伐材を持ち込めばもらえ
るほか、買うこともできる。
沢底では、なたで切れる程度の太さの木を「べいた」と呼ぶことから木判の単位は「beyta(ベイタ)」。
まき1束で1ベイタ=250円と換算している。
協力する地元の商店や飲食店などで支払いに使うことができ、店側は実行委に換金してもらう。
木のお札は12ベイタ(3千円)。
これまでは紙製の2ベイタ(500円)
、4ベイタ(千円)の2種類だけだった。
表面にはヒトの足跡と、山の中で共生する存在として熊、タヌキなどの足跡をデザインした。
実行委事務局の有賀茂人さん(63)は「稲刈りを終えると山の季節。
今年もまきを集めながら、木判を他地域に広げられるような仕組みにしたい」と話している
fff: