v11.0
- ID:
- 章子】
26621
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0128
- 見出し:
- 木の良さ科学的に検証 人との相性を計測
- 新聞名:
- 大分合同新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.oita-press.co.jp/localNews/2013_135915945182.html
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- 記事
-
九州大学と日田市上津江町の総合林業会社「トライ・ウッド」(井上伸史社長)などは25日、国産スギの自然素材と人との相性を科学的に検証する産学連携のプロジェクトをスタートさせたと発表した。
自然素材と新建材を比較する実験棟を箱崎キャンパス(福岡市)に建設。
作業時や休息時の心身の反応
を測定するもので、大学農学研究院によると「国内初の試み」。
井上社長は「木の良さを数字で分かりやすく示してもらえれば林業活性化につながる」と期待を寄せている。
木材に対して正しく理解することで地域材の利用拡大を図り、林業再生に貢献するのが目的。
大学や同社の他、山口大学、福岡女子大学など計6団体の医学、栄養学、心理学といった専門家が参加する
実験棟(約10平方メートル)は自然素材、新建材各1棟を建設。
2月初旬から実験を始める。
自然素材は同社が津江杉を提供した
実験は10人が被験者となり、コンピューター作業での集中度や床に寝転がった後の体温の変化、睡眠時の眠りの深さといった項目を心電図、脳波計などで計測、比較する
研究院の清水邦義助教は「まずは本年度内に結果をまとめたい。
季節や被験者、木材などの条件を変えながら継続していけば、画期的なデータになる」と話している
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