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- ID:
- 28294
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0809
- 見出し:
- 北欧デザインの巨匠「ハンス・ウェグナーの椅子展」がスパイラルで開催
- 新聞名:
- FASHION HEADLINE
- 元UR(アドレス):
- http://www.fashion-headline.com/article/2013/08/08/2871.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
デンマークを代表する家具デザイナーの1人、ハンス・ウェグナー(Hans Wegner)の個展「島崎信+織田憲嗣が選ぶハンス・ウェグナーの椅子」が、9月27日よりスパイラルガーデンにて開催される。
10月14日まで
本展では、生前のウェグナーと親交を持ち、北欧デザイン研究の第一人者としても知られる島崎信と、イス研究家の織田憲嗣を監修に迎え、両氏が選んだ60脚以上のイスを中心に、「使う」「見る」「買う」という三つの側面から、ウェグナーの物作りを検証する。
会場では、現在も生産が続けられている定番品を始め、今日では生産されていないイス、試作のみで生産されなかったイスなど、歴史的に価値が高い作品を多数披露。
また、木材パーツやミニチュア、自邸の模型などの貴重な資料も展示される。
会期中には、ウェグナーのイスを始め、北欧デザインのイスや雑貨、オリジナルグッズの販売も行われる予定
生涯に500脚以上のイスをデザインしたと言われるウェグナーは1914年生まれ。
14歳で家具職人の下で修行を始め、17歳でマイスターの資格を取得。
1936年より美術工芸学校でデザインを学ぶ。
卒業後、アルネ・ヤコブセン(Arne
Jacobsen)の事務所に勤務し、デンマーク・オーフス市庁舎の家具デザインの設計に携わる。
1984年にデンマーク女王よりナイトの称号を得る。
1995年には生まれ故郷の南ユトランド半島トゥナーにウェグナー美術館が開館。
2007年、92歳で逝去。
2014年に生誕100周年を迎える。
1943年に中国の明の時代に作られたイスを改良して誕生した「チャイニーズ・チェア」を始め、世界で50万脚以上が販売されている「Yチェア」や、“イスの中のイス”と異名を持つ「ラウンドチェア(通称ザ・チェア)」など、時代を超えて愛される数々の名作を生み出した
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