v11.0
- ID:
- としている
27973
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0624
- 見出し:
- 森と職人シンポ:地域の木材で公共建築物を 関係者20人が討議
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130623ddlk38040336000c.html
- 写真:
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- 記事
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「『森と職人と木造と地域』を考える」という連続シンポジウムの第1回が22日、久万高原町で開かれた。
「地域の木材と職人の手で、木造の公共建築物をつくれないか」というのが全体のテーマ。
11月まで4回、県内で実際に木造建築物を見ながら討論を重ね、提言にまとめる。
地域の資源を生かしたまちづくりを考える市民団体「愛媛の海山川」(小崎武志代表)が主催。
今年度の県森林環境保全基金公募事業として開く。
この日は建築や林業の関係者ら約20人が集まり、公共建築物に地元の木材を積極的に使っている久万高原町の学校や美術館を見学した。
次いで町ふるさと旅行村・ふるさと館でのシンポジウムに移り、同町の田中豊嗣・林業課主任が地元の木材8割以上と町の工務店・大工を使うと最高100万円の補助が出る町の木材住宅支援事業について報告。
他県の学校建築の先進例にも触れ、「上手に作れば木造でも(鉄筋コンクリートより)安くでき
る」と紹介した。
公共建築物に木材の利用を促進する法律ができても自治体によって活用の意識に差があることについては鈴木茂・松山大教授(地域経済学)が「日本の山を意識して見ていない公務員が多い。
先進市、町との自治体交流を深めるべきだ」と訴えた
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