v11.0
- ID:
- 27963
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0621
- 見出し:
- 県産木材の活用検討へ 県立大整備費
- 新聞名:
- 読売新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130620-OYT8T01373.htm
- 写真:
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- 記事
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県立大学の施設を増築する設備整備費の予算案について、県議会総務企画委員会が県側に差し戻した問題で、県は20日、設備の建築方法を当初の鉄筋コンクリート造りから、委員側が検討を求めていた、県産木材を使った木造建築に変更する方向で検討していく方針を固めた。
県は21日に開かれる
同委員会で報告し、了承を求める。
問題となっているのは、同大秋田キャンパス(秋田市下新城中野)の管理棟を増築するための基本設計費など726万6000円。
就職相談の面接などをするスペースを確保するためで、県は鉄筋コンクリート造りで建設を予定していた。
だが、18日の同委員会で、県が自ら推進している県産木材の活用を
検討していなかったことに批判が続出。
委員側は19日、木造建築にした場合の費用を示さない限り、予算を通さない方針を示した。
これを受け、県は比較案の検討を始めたが、今議会中に緻密な比較案を提出することは日程上、難しいため、県産木材を使った木造とする方向で検討することを決めた。
21日にも委員会で理解を得て、今議会中に予算案を通過させたい考えだ
県の方針転換について、委員の一人は取材に対し、「これで幕引きになるのではないか」と理解を示した。
別の委員は「求めていたのは比較案。
安易に変えすぎではないか」と疑問を呈した
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