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- ID:
- 27853
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0611
- 見出し:
- 相模湖の流木、生活用品に変身 橋本さんが椅子やテーブルなど30作品
- 新聞名:
- カナロコ
- 元UR(アドレス):
- http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1306090020/
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
相模湖(相模原市緑区)に流れ込む流木を使い、椅子やテーブルの生活用品に変える作品づくりを楽しんでいる人がいる。
相模湖公園そばの湖畔で貸しボートや喫茶店などを営む橋本公一さん(61)。
台風など大雨の度に湖面を埋める流木を「もったいない。
何か作れないか」と、気軽な気持ちで手を加え
るようになって10年以上になる。
橋本さんが作るのは芸術作品とは一線を画し、あくまで生活に役立つものだ。
「専門の学校に行ったわけではないので。
木工が好きなだけ」と橋本さん
湖に流木が流れ込んだ際に、形がいい物を拾っておく。
重さが数百キロある大きな丸太や根っこの場合は、重機や数人掛かりで引っ張り上げることもある。
制作にはチェーンソーやノミを使う。
若かったころに、舟大工の修理を手伝った経験が生きている。
木が腐らないようにガスバーナーで焼き、オイルで磨いてつやを出して仕上げる。
これまでに流木を30点ほど作品にした。
椅子が多いが、趣味のギターを置く楽器スタンドはお気に入りの一品だ。
5年ほど前、根っこ部分をノミで加工、地面に触れる部分に安定させるためのゴムを取り付けた。
鮮魚店を営む友人に贈った看板は、丸太を削って1メートルぐらいのサケの形を作り、そこに屋号
を刻んだ
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