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- ID:
- 27761
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0528
- 見出し:
- 県産材の良さ示す“木”
- 新聞名:
- 大分合同新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.oita-press.co.jp/print.php?print_type=localNews&print_first_genre=&print_second_genre=&print_news_id=2013_136969763471
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- 記事
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中津市の「林産加工品開発研究会」が、東京六本木のホテル「グランドハイアット東京」に樹木をモチーフにしたオブジェ(高さ約3.7メートル)を飾る。
28日のお披露目を前に、制作した市内相原の会社「九州ダイト」で組み立て作業があった。
研究会は、市の「なかつ6次産業創生推進協議会」内のワークショップ。
同ホテルにオブジェを飾るのは、昨年のクリスマスに続いて2回目。
今回はホテルの開業10周年記念に依頼された
「九州ダイト」は木製建具やリフォームなどを手掛ける。
本年度、研究会に加入し、すぐに市の事務局からの依頼を受けた。
「こういう機会がなかったので、やってみたかった」と渡辺英一社長(49)
手触りの良さから杉を選び、ホテル側のイメージに合わせて幹8本、葉の付いた枝32本を作った。
杉板の中に埋め込んだ金属製のレールを、カギのように組み合わせる仕組み。
枝の部分には穴を開け、ホテル側が飾りをつるせるようにした
コンピューターでプログラミングし、枝の曲線をバランス良く仕上げるのが難しかったという。
組み立てはうまくいき、「金具を入れると木が膨張するので、かみ合うか不安だった」と従業員たちはホッとした様子だった
いったん解体し、車で半日以上かけて運んだ。
半年近く展示される予定で、渡辺社長は「どんな反響があるか分からないが、大分県産材の良さをアピールできれば」と話している
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