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- ID:
- 27618
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0513
- 見出し:
- ネットショップ:売り上げ好調 木工製品や阿波しじら織、徳島の伝統産業PR
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/tokushima/news/20130510ddlk36020406000c.html
- 写真:
- -
- 記事
-
木製のiPad用スタンドや時計、阿波しじら織(おり)の甚平−−。
徳島市地場産業振興協会が4年前に開いたネットショップの売り上げが好調だ。
県内の木工業者や藍染め業者が手掛けるこだわりの商品を販売する。
昨年度の売り上げは1200万円を超え、当初に比べて約4倍の大幅増。
県外からの注文が
ほとんどで、協会は「徳島の伝統産業の更なるPRにつながる」と鼻息も荒い。
【山本健太】
協会は09年12月、県内の伝統産業の良さを広く知ってもらおうと、ネットショップ「MADE IN TOKUSHIMA SHOP」を開設した。
現在、木工業者14社と藍染めなどの業者4社が商品を出している。
協会によると、昨年度の売り上げは1246万円。
10年度は309万円、11年度が697万円で右肩上がりだ。
ショップへのアクセス数も14万件(10年度)から30万件(12年度)と大幅アップ。
注文は県外からがほとんどで、新規の顧客が増えているという。
品数も約1000点と豊富だ。
阿波しじら織の甚平やステテコのほかにも、卓上ミラーが人気を集める。
キースタンドや藍染めの扇子など1万円以下の手ごろなものから、デザインにこだわったソファや棚など10万円以上する品もある。
昨年は70万円の仏壇が売れたという。
一方で、ショップに出展する業者が少ないことが当面の課題だという。
開設当初から十数社と横ばい状態で、今後、業者数を増やすとともに商品開発にも力を入れる。
協会の上杉和夫理事長は「これからも徳島の自慢の逸品を全国に売り込みたい。
伝統産業を盛り上げるため、木工業者などにはネットショップにどんどん参加してほしい」と話している
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