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- ID:
- 27549
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0501
- 見出し:
- 森も人も健康に 津幡の大工 西田さん訴え
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20130501/CK2013050102000040.html
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- 記事
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森づくりや県産材の地産地消に尽力したとして、津幡町清水の大工、西田博さん(69)が県から「いしかわ森林環境功労者」表彰を受けた。
多くの家を手掛けてきたこの道五十年のベテランは「良い木を使って家を建て、森も人も健康に」と訴えている。
(高橋淳)
西田さんは竹林整備や植林のボランティアグループ「河北森林(もり)づくりの会」や、製材所と工務店でつくる「河北の木で家を建てる会」の会長
西田さんは「健康に暮らすには住まいが良くないといけない。
そのためには良質な建築木材が必要で、結局、森をしっかり育てることが大事」と話す
良い木材を生産するため「家を建てる会」で研究しているのが「新月伐採」。
西田さんによると、秋から冬の新月に伐採した木はでんぷん質が少ないなどの特徴がある。
半年以上にわたる自然乾燥など、伐採や製材の過程でいくつかの条件を満たすと、害虫や腐食に強くなるという
西田さんはこうして建築材に付加価値をつければ、林業再生にもつながると考えている。
「良い森林環境づくりは家造りから」が持論だ
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