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- ID:
- 27394
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0410
- 見出し:
- 二十世紀梨の「親木」交配
- 新聞名:
- 産経新聞
- 元UR(アドレス):
- http://sankei.jp.msn.com/region/news/130410/ttr13041002070003-n1.htm
- 写真:
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- 記事
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鳥取市桂見の森林公園「とっとり出合いの森」で9日、鳥取県特産の二十世紀梨の“ルーツ”になった「親木」の交配作業があった。
二十世紀梨は、約120年前の明治21年に千葉県松戸市の中学生が発見。
鳥取市の生産者が37年に10本の苗木を現地に導入し、県内に普及した。
親木は3本が現存しており、昭和60年に県の天然記念物に指定された。
ナシの木には小さな白い花が咲き誇り、栽培管理している鳥取二十世紀梨記念館「なしっこ館」(倉吉市)とJA全農とっとりの関係者7人が、花粉の付いた筆で、ていねいに交配作業を進めた。
同館の藤原明康館長は「樹齢110年の古い木なので、愛情を注いで栽培したい」と話している。
昨年は約2千個の果実を収穫。
今シーズンも同数を目標にしており、「敬老の日」(9月16日)に合わせて、同館が「長寿梨」として予約販売することにしている
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