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- ID:
- 26457
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0111
- 見出し:
- 復元船のマスト木材が弥富に到着 震災で損壊、修復へ
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/s/article/2013011090113327.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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宮城県石巻市の県慶長使節船ミュージアムの海側で係留され、東日本大震災などで船体が損傷した西洋帆船の復元船のマスト(帆柱)になる木材が10日朝、修復を請け負った愛知県弥富市の「ヤトミ製材」に宮城県から運び込まれた
この日、2台のトラックに載せられて到着したのは長さ10~15メートルのマツとスギの計5本。
ヤトミ製材はマストのどの部分に使うかを検討し、5分の1の大きさの模型を作って工程を確認しながら作業を進める
ヤトミ製材は枯死した岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の加工にも携わり、2度目の復興支援。
加藤徳次郎社長(47)は「木材を実際に見て身が引き締まった」と話した
復元船は、仙台藩主の伊達政宗がちょうど400年前の1613年、通商交渉のためスペインやローマへ派遣した慶長遣欧使節を乗せて太平洋を渡った「サン・ファン・バウティスタ号」がモデル
1993年に完成し、県慶長使節船ミュージアムの海側で係留、展示されていたが、震災の津波で船体が破損、翌月の暴風雨で2本のマストが折れた
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