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- ID:
- 27135
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0318
- 見出し:
- 木くず発電:九州初、起工 天瀬で11月稼働
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/oita/news/20130316ddlk44020544000c.html
- 写真:
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- 記事
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間伐材や製材後の木くずを燃料にするグリーン発電大分天瀬発電所の起工式が15日、日田市天瀬町の建設用地であった。
11月に操業開始する。
持て余していた未利用材の木質バイオ発電は九州初で、全国でも福島県会津若松市に次ぎ2例目。
森林再生と資源循環型社会構築が期待される。
日田郡森林組合構内の用地約2万7000平方メートルを買収。
発電規模は5700キロワットで、うち5000キロワット(約1万世帯分)を再生可能エネルギーの固定価格買取制度に基づき売電する。
原料を乾燥後に木質チップ化し、燃焼熱で作った蒸気の圧力でタービンを回す。
総事業費は24億円
未利用材は、森林組合や素材業者など15社で作る日田木質資源有効利用協議会が供給し、チップ燃料は年6万トンを見込む
太陽光発電より経済波及効果が大きく、発電所関係22人に加え、未利用材収集・運搬に約60人の雇用が発生。
未利用材や木くずが売れ、山林10+件の持ち主にも寄与する。
発電所の森山政美社長は「持続的林業経営への意欲や森林再生につながる」と話す
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