v11.0
- ID:
- 26991
- 年:
- 2013
- 月日:
- 0304
- 見出し:
- 林産工学科44年の歴史に幕 日田林工高 木材加工に人材
- 新聞名:
- 西日本新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/350750
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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日田市吹上町の日田林工高校の卒業式(卒業生232人)が1日、同校体育館であり、本年度で廃止になる林産工学科の科旗が生田(しょうだ)茂校長に返納され、44年の歴史に幕を閉じた。
同科の最後の卒業生や関係者たちは、日田の林業関連産業に人材を輩出してきた同科の廃止を惜しんだ
林産工学科は1969年、林業科から分かれた。
製材や家具製造、製紙など木材加工を中心に学び、1542人が卒業した。
林業全体の不振で2011年度から募集停止。
専門科目は林業科に引き継がれている。
式では卒業生の答辞で林産工学科の窪田結記(ゆうき)さん(18)が「科が減っても林工魂と伝統は後輩に引き継いでもらいたいと心から願う」と述べた。
式の後、教室で担任の後藤英次郎教諭(37)が卒業生39人に卒業証書を手渡した。
愛知県の製紙会社に就職するルーム長の清田真吾さん(18)は「林産工学科で学んだことを生かして頑張りたい」と話していた。
この日は、分校を含む県内49校の公立校のうち44校と、私立(全日制)14校のうち11校で卒業式があった
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