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    ID:
    23444
    年:
    2012
    月日:
    0209
    見出し:
    国産材利用で「和」を感じて 九大伊都・外国人研究者向け宿舎
    新聞名:
    西日本新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/286315
    写真:
    -
    記事
    九州大学伊都キャンパス(福岡市西区、糸島市)で、木造の外国人研究者用宿舎の建築が進められている。
    3階建てで延べ床面積は2100平方メートル。
    単身用27室、家族用6室の計33室を整える。
    約6割を県産材、残りもすべて国産材を使用。
    県によると、木造の公共建築物では、県内最大規模の 延べ床面積という。
    公共施設への木材使用を促す先駆的な事例として注目されている。  九大では現在200人程の外国人研究者が2020年には約450人まで増える見通しだが、研究者用宿舎はまだ64戸しかなく、新たな整備が急務という。  木を使うことで外国人に「和」の雰囲気を感じてもらえることや、県の「森林整備加速化・林業20+ 件再生事業」で建築費が補助されることから、新宿舎を木造にした。
    総工費は約5億2200万円。
    昨年8月に着工、完成は今年3月末の予定  大型の木造建築は、耐火基準などをクリアするため大きな木材を必要とするが、コストが高く、特に国産材では調達が難しい。
    細い木材を金具などでつなぎ合わせて使うことも可能だが、見た目や耐久性において課題があるという。  この問題を解決したのが、大分県日田市の設計施工会社「木構造システム」が開発した木材をつなぐ工法。
    木材の両方の接着面に特殊な穴を開け、金属のボルトをはめた上で樹脂で固定する。
    見た目を損なわず耐久性も増す上、作業も特殊な道具や技術は要らないという。
    建築に当たる松井建設(福 岡市博多区)の北原勝彦建築部長(52)は「金具でつなぐと職人の技術力の差が出る。
    仕上がりが安定するのは大きい」と語る。  建物はキャンパス入り口そばに建つ。
    同大施設整備課の徳永祐太係長(39)は「工夫次第で木造建築をもっと広められることを示せれば」と話す。
    県林業20+ 件振興課は九大の宿舎について「県内のモデルケースとして波及効果に期待したい」としている fff:

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