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- ID:
- 26059
- 年:
- 2012
- 月日:
- 1203
- 見出し:
- 「木育」普及目指し、全国組織発足 塩尻の木工会社が呼び掛け
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_232987
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
木に触れることで感性を養い、森林の役割を考えることにもつなげる「木育(もくいく)」を広げようと、塩尻市贄川の木工品メーカー「酒井産業」の呼び掛けで、全国の木材加工会社約30社でつくる「木育全国生産者協議会」が発足した。
国産材を使ったおもちゃやキッチン用品などを共同開発したり、連携して
情報を発信したりして、幅広い世代に木製品に親しんでもらう狙いだ
木育は、国産材の活用を促進して森林整備につなげようと、林野庁などが推進。
酒井産業は、5年ほど前から地元の間伐材を使った遊具や教材などを商品化しており、埼玉大(さいたま市)と共同で木に触れることが幼児の発育に与える影響について研究を進めている。
木工会社は小規模な事業所が多い
が、木育を通じて協力態勢を築くことで、よりデザイン性の高い商品開発や販路の拡大に結び付くとして、酒井産業が全国各地の業者に声を掛けた。
東京で協議会の初会合「キックオフ会」を開き、理事長に酒井産業の酒井寛社長(73)が就任。
今後、「玩具」「食卓調理」「インテリア収納」などの部会ごとに商品開発を進め、林業者や流通業者との連携の仕方を研究する。
大学の研究者や各地の自治体などとも協力して、木育をPRする戦略を練って
いく
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