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    ID:
    25849
    年:
    2012
    月日:
    1109
    見出し:
    タワーも線路もできちゃうよ 田鶴浜建具で積み木
    新聞名:
    中日新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20121109/CK2012110902000185.html
    写真:
    【写真】
    記事
    内灘の幼稚舎 能登産の間伐材使用  内灘町千鳥台の千鳥台幼稚舎では、園児たちが、能登産の間伐材を使った積み木で、遊んでいる。
    伝統の「田鶴浜建具」を受け継ぐ永江建具製作所(七尾市)に、積み木の製作を依頼した。
    幼稚舎理事長の新保善正さん(71)は「間伐材の利用の拡大や、建具技術の新たな応用にもつながる上、何よ りも、子どもたちが本当に楽しそうに遊ぶんです」と話す。
    (高橋健一)  約四千個ある積み木は、長さ一四・四センチ、幅二・四センチ、厚さ八ミリに統一。
    差し込むための四角い穴(幅八ミリ)の場所が違ったり、穴がなかったりする六種類がある。
    間伐材はヒノキを使用していて、心地いい香りが漂う  約三百六十年の歴史があるという田鶴浜建具。
    積み木には、くぎを使わず、木材を組み合わせる「組子(くみこ)」と呼ばれる技法を使っている。
    組子は、一度差し込んだら離れないが、幼稚舎の積み木は園児の力でも離せるように調整してあるという。
    製作所代表の永江栄毅さん(70)は「簡単に見えるけ ど難しい。
    大きさがコンマ一ミリ以上違うと、グラグラしてしまう」という  もともと県工業試験場の研究職だった新保さん。
    幼児教育に積み木を取り入れようと、今年四月、永江建具製作所に声を掛け、実験的に作ってもらった 田鶴浜建具の技術を使った積み木  園児たちは積み木で遊びだすと、時間を忘れてしまうよう。
    高さ二メートルある「タワー」や、列車の模型を走らせる長さ三メートルの「線路」を組み立て、飾っている。
    新保さんは「積み木は無から有を生むもので、脳の働きに効果がある。
    子どもたちに、伝統の技術を身近に感じてほしい」と期待  永江さんは「建築様式も変わり、業界は厳しい状況。
    積み木が新たな切り口になれば」と期待している fff:

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