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    ID:
    25403
    年:
    2012
    月日:
    1001
    見出し:
    ミツマタ廃木 アートに変身~三好の加工会社
    新聞名:
    読売新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20120930-OYT8T00997.htm
    写真:
    【写真】
    記事
    紙幣などの原料となるミツマタの皮を剥いだ後の白木を、三好市のみつまた加工会社「NEPARI(ネパリ)」が色染めし、「みつまたアート」として販売している。
    これまでは、捨てるしかなかった廃木の有効利用で、すでに、県内外の美容室や華道家から問い合わせや注文が舞い込んでいる。
    全国有数のミツマ タの生産地で始まった、新たな取り組みに注目が集まりつつある。
    (土井省一) ◇色染めアイデア、美容室など注文  会社は、同市池田町の今村明人さん(28)が、2月に設立した。
    今村さんは、約3年前からミツマタの栽培などにかかわっており、廃棄処分される皮をはぎ取られた後の残木の使い道がないか考えるようになった。
    それまでも、枝先を切り落として、ペンキなどを塗って生け花の材料として販売されていたが、枝 先を切ることで独特の繊細な枝ぶりが損なわれた。  ありのままの形を生かすにはどうしたらいいか。
    頭を悩ませる日々が続いた。
    商品化へ向け、最初は、塗料を塗る方法で挑戦したが、手間がかかるし、色むらが解消されない。
    何より、プラスティック製品のように見えた。
    様々な着色方法を試した結果、藍染めの染料などを使って染めることを思いついた。  煮立った染料にミツマタを入れると、枝先まで色づけができ、ミツマタの特徴を生かすことが出来た。
    現在、藍色、ブラウン、ブラックなど6色に染め上げ、1か月に大小約1000本を生産している。
    ネット販売が基本で、価格は1本1990~3990円。
    県内外の美容室のほか、東京の華道家から大量の注文 があるなど、徐々に販路も拡大しつつある。  今村さんは「ミツマタをこれからもいろいろ工夫して、販売ルートを確立していきたい」と話している。
    問い合わせは同社(0883・74・1389)へ fff:

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