v11.0
- ID:
- 25391
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0928
- 見出し:
- 竪穴住居で交流 住民手作り
- 新聞名:
- 中国新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201209270048.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
島根県美郷町比敷の住民有志10人が、竪穴住居を建てている。
28日から地区で民泊する広島市安佐南区の伴南小児童14人との交流の場にして、楽しんでもらう狙い。
他にはないもてなし方で歓迎しようと意気込む
県道工事で整地された集会所敷地の空き地約300平方メートルに伐採した竹やスギ、ヒノキ計約200本を準備。
高さ3メートル、幅5メートル、奥行き4メートルの骨組みを作った。
わらで屋根をふき、28日までの完成を目指す。
内部にいろりと長いすを設け、食事会や交流会を開く
地区は2009年から、邑智郡田舎体験交流協議会主催の児童受け入れ事業に参加。
民泊農家が個別に対応し、他の住民と交流する機会がなかった。
ことし1月、地区の新年会で住民が「地域みんなで児童と交流しよう」と提案。
地区の木材を利用して、他にない取り組みをしようと竪穴住居の建設を決め、7月から作業を進めている。
比敷自治会の渡辺勝之会長(60)は「地域一丸で活動するきっかけにできた。
住民同士が交流する場としても利用したい」と話している。
【写真説明】骨組みがほぼ完成した竪穴住居
fff: