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2011年- 命守る時間確保、県産木材で開発 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
v11.0
- ID:
- 23295
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0126
- 見出し:
- 命守る時間確保、県産木材で開発 今治・菊間の建設会社、年度内に製品化へ
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/ehime/news/20120125ddlk38040603000c.html
- 写真:
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- 記事
-
県産木材を使った耐震シェルターの開発に、今治市菊間町浜の建設会社「森松建設」(森松浩司社長)が取り組んでいる。
木材によるシェルターは、鉄骨と比べ費用や工期が半分に抑えられ、「何よりもぬくもりが違う」(森松社長)という。
先月21日には、試作品の最終強度テストもクリア。
今年度中の製品
化を目指す
森松社長が「木で家をつくる会社だから、木で人を守るシェルターをつくりたい」と3年前から構想。
県産業振興財団からの助成も受けており、昨年3月の東日本大震災の発生以降、製品化を加速化させている。
試作品の素材は、全国有数の生産量がある県産スギ。
横3・3メートル、縦2・5メートル、高さ2・3メートルと、6畳間の内部に設置することを想定したサイズ。
既に居住、生活している自宅の内部に設置可能な大きさで、寝室などをシェルター化することができる。
販売価格は、200万円以上かかる鉄骨製
の半分以下になるという。
最終テストは、3トンの重りを天井から3メートルの高さから落下させて強度を確認。
昨年10月のテストで一度は失敗したが、天井を一部金属で補強するなどして改良。
先月の再テストで成功させた。
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