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- ID:
- 25268
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0913
- 見出し:
- 春日神社に木製の遊歩道整備
- 新聞名:
- 長崎新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20120913/07.shtml
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
佐世保市春日町の春日神社に、NPO法人やボランティアが手掛けた木製の遊歩道が整備され、周辺住民に親しまれている。
高齢者や車椅子の障害者も自然散策ができる。
宮司の高倉貞幸さん(53)は、今後も地域に開かれた神社を目指し工夫を凝らしていく考えだ
遊歩道は境内を憩いの場にしようと、高倉さんが同市白木町のNPO法人「ぬくもりの木道(こみち)」(仲尾勝利理事長)に依頼し整備。
同法人は環境に配慮し誰もが安全に楽しめる木道を造るという米国発祥の運動に取り組んでいる。
遊歩道は急傾斜になっている本殿の裏の森を巡る320メートルのコース。
大工や近所の子どもたちなど100人を超えるボランティアが県産の間伐材の板(幅1.2メートル、長さ12センチ)を土台に敷き詰め、緩やかなスロープ状に仕上げた。
途中にはテーブルや椅子も置いた。
森には桜や梅、竹など大小さまざまな植物が自生するが、2008年に宮司に就くまでは「ジャングルのように荒れていた」(高倉さん)と言う。
約3年前から整備を始め今春に遊歩道が完成した後は、住民から木道のそばに花木を植えるよう要望や寄付が相次いでいる。
高倉さんは「昔は境内で子どもたちが遊ぶ様子が当たり前だったが、今はなくなりつつある。
四季折々の森林浴が楽しめる遊歩道をはじめ、境内の池や広場で今後も市民向けのイベントを仕掛けていきたい」と意気込む
【編注】高倉貞幸さんの高は、口が目の上と下の横棒なし
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