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- ID:
- 25198
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0905
- 見出し:
- 自転車をほとんど木で作ってみた! オランダ発の木製バイク「Jan Gunneweg」
- 新聞名:
- 時事ドットコム
- 元UR(アドレス):
- http://www.jiji.com/jc/gqjp?g=gear&k=41296
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
ランダは自転車が国技になるほどの自転車大国。
そのため独特なモデルも多い。
インダストリアルデザイナーJan
Gunneweg(ヤン・ゲネヴィック)が手掛けるのはフレーム素材に木を選んだ、いわゆるウッドバイクだ。
木材の新たな可能性が垣間見られる彼の作品「バイクトレッキング」は、挑戦的とも言える斬新なデザインがなされている。
実は自転車はクルマよりも歴史が新しい乗り物。
時代的に最初からほとんどが金属で作られてきた。
しかし昨今、木材は竹材と並んでどこの国でも調達、再生可能な素材として注目を浴びている。
好事家のニッチなマーケットだけでなく、ちゃんとした一ジャンルとして成立する可能性を秘めている。
価格未定〈Ja
n Gunneweg/http://www.jangunneweg.nl/en〉
Jan Gunneweg(ヤン・ゲネヴィック)はオランダのインダストリアルデザイナー。
28歳という若さながら、いくつもの賞を獲得している期待の若手だ。
主に木を用いたデザインが得意で、インテリアから空間デザイン、ベンチ、サングラスのような小物と手がけるジャンルは幅広い
そんな彼がデザインした自転車が秀逸だ。
レースにも使えそうな「ロードバイク」、常日頃の使用にもってこいなフェンダー装備の「クロスバイク」などをすでに製作。
今回さらに非常にユニークな新型の「バイクトレッキング」が加わった。
ほとんどの部品が木製で構成されていて、見る者の目を奪う
まず、フレームだけでなくフロントフォークも木製というところに注目だ。
実はフォークは製作が難しく自前で作れないところも多い部品。
Jan
Gunnewegの設計力と製作担当の技術の高さがうかがえる。
使っている木材の種類はウォールナット(クルミ)。
強度と粘りの特性から昔から家具材に使われてきた素材だ。
衝撃にも強いことから、自転車にはもってこいの木材と言える。
シンプルに仕上がった完成車は12kgという重量に収まっており、普通に自転
車として比較的軽量な部類に入っているといって良い
なかでも個性的なのがホイールだ。
Jan
Gunneweg自身も「もっとも挑戦した」と述べているように、高度な設計と斬新なアイディアが込められている。
リム部分(タイヤをはめるホイールの外周部分)はすべて木でできているが、1カ所だけ中心部にむかって伸びている。
そしてその反対側には金属製スポークが張り巡らされている。
かなり個性的でインパ
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