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- ID:
- 25166
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0902
- 見出し:
- 県産木材、ネットで情報集約 「おきなわの木」需給を円滑化
- 新聞名:
- 琉球新報
- 元UR(アドレス):
- http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-196410-storytopic-4.html
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- 記事
-
県産木材を「取り扱う者」と「欲しい者」の情報を整理して需要と供給を円滑化しようと、県森林緑地課はインターネット上で県産木材需給情報一元化システム「おきなわの木」を運用している。
サイト上で取扱業者や、事業者が販売している木材、木工品などを紹介。
さらに買い手側も「何が欲しいか」を掲載す
ることで、県内の流通を活性化させる狙いがある
システムは県の2011年度事業で、今年の2月下旬に開始した。
11年度の事業費は約260万円。
3年計画で完成を目指しており、その後は民間企業へ運用委託を予定している
8月31日現在、県産木材を取り扱う登録業者数は48社で、大半が木工業者。
今後は森林組合やキノコ業者などの登録を推進し、3年後までに登録数100社を目指す
登録は県への申請が必要。
サイトに会社や商品情報を掲載するためのパスワードを取得する。
個人での取得も可能だ
同サイトには県内に自生する150種の樹木情報があり、和名、方言名、用途、分布など多様な情報が得られる。
また、樹木ごとに携帯電話で情報が読み取れるQRコードが掲載されており、県は各市町村に活用を呼び掛けている
10年度の県内木材需要は8万9700立方メートル。
そのうち県産木材は5・1%の4600立方メートルほどだが、県産木材でテーブルや食器、置物などを作製する木工業者は県内に約70社ほどあるという
県森林緑地課は「沖縄は気候条件もあり県外に比べて多様な樹木があり、木工品も多様性がある。
商品をPRできない小さな企業も多いので、ネットを使って情報を交換してほしい」と話した
ホームページのアドレスはhttp://saion-wood.jp/wordpress/
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