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- ID:
- 25111
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0829
- 見出し:
- 里山整備に無人木材運搬機 ホンダが開発に着手
- 新聞名:
- 下野新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/central/motegi/news/20120828/862750
- 写真:
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- 記事
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ホンダの研究開発を担う本田技術研究所(埼玉県和光市)は茂木町のツインリンクもてぎ(TRM)で25、26日開いた取材会で、無人の木材運搬機械の開発に着手したことを明らかにした。
TRMの広大な里山の再生を支援するのが狙い。
エンジンやロボットなどホンダ独自の技術を生かし、来年までに試作機を
完成させたい考えだ
同社の山本芳春社長が明らかにした。
森林が65%を占めるTRMの伐採作業の負担軽減が目的だが、一方で山本社長は「林業や里山の作業を手助けするため」とした。
TRMはサーキットを含め640ヘクタール。
このうち42ヘクタールの荒廃した山林を開発して2000年7月、里山体験学習フィールド「ハローウッズ」を開設。
キャンプや環境コミュニケーション活動を展開する一方、現在も計画的な伐採、やぶ刈り、植樹などを続けている。
ホンダが今年3月に開いた環境シンポジウムで、同社はハローウッズの積極的なサポートを宣言。
その後、和光市の研究所内に専任チームを設け、具体的な検討を始めた。
ハローウッズ内の樹木や斜面などを調べたところ、伐採した木材を麓まで運ぶ作業が最も困難であることを確認したという
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