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    ID:
    23244
    年:
    2012
    月日:
    0120
    見出し:
    「清水の舞台」 石垣に巡礼札 隙間にはさむ、江戸期の願かけ?
    新聞名:
    京都新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20120119000116
    写真:
    【写真】
    記事
     「清水の舞台」がある清水寺本堂(京都市東山区・国宝)で発掘調査を行った京都府埋蔵文化財調査研究センターは19日、舞台下から江戸中期の巡礼札が見つかった、と発表した。
    清水寺は西国三十三カ所観音霊場の16番札所で、参拝に訪れた男性が女性のために納めたとみられる。  木製の札(長さ14センチ、幅3センチ)に「納西國(国)三拾(十)三處(処)巡禮(礼)」と墨書されている。
    半分に折り曲げた状態で、舞台下の最奥部にある石垣の隙間に差し込まれていた。
    西国三十三カ所では、石山寺(大津市)に1506(永正3)年の札が残っているが、清水寺で見つかったのは初めて  1729(享保14)年2月18日に「浄信」の法名を持つ男性が寺を訪れ、「妙春信女」の法名の「おはな」という女性のために納めたと読み取れる。  府埋文センターによると、この時期の巡礼札は通常、境内の柱に打ち付けた。
    調査では違う時期の札3枚が舞台下の土中から発見されたが、この札だけ石垣に差し込まれていた理由は不明で、同センターの引原茂治主任調査員(58)は「女性は男性の大切な身内で、石垣に差し込んだのは何か特別な 願かけの意味があったのでは」と推測している。  8世紀後半に創建された清水寺は戦乱などで建物がたびたび焼失したことが文献で分かっており、現在の本堂は1633(寛永10)年に再建された。
    今回の調査では、29(寛永6)年と1469(文明元)年、1349(貞和5)年の火災によるとみられる焼け土も確認された。  発掘調査は、今後予定している本堂の保存修理に伴って昨年10月から実施し、既に終了した fff:

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