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- ID:
- 24731
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0706
- 見出し:
- 木製トンボが球児に人気
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20120706/CK2012070602000007.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
県立南越養護学校(越前市上大坪町)高等部の生徒が製作したグラウンド整備用の木製トンボが、県内の高校球児らに好評だ。
低価格の上、使いやすい大きさが人気の秘密。
注文が相次いでおり、高等部生徒たちの励みにもなっている
高等部一~三年生八人の木工作業班が、昨年六月から野球グラウンド用のトンボ製作を始め、販売している。
週四回の作業時間に、購入した木材からパーツを切り出し、組み立てている。
長さ一・七メートルの大サイズ(千三百円)と同一・五メートルの小サイズ(千百円)があり、価格は既製品の三分の
一~四分の一だ
当初は全く売れなかったが今春、県野球連盟の山口隆治審判部長が同校のトンボを知り、県内の高校に紹介したところ「低価格で丈夫」と評判になった
既に武生工、武生、武生商などから注文があり、四十本を納入。
特に小サイズは小回りが利くため、ライン付近の整備に使いやすいと人気という
南越養護学校製のトンボでグランウンドを整備する武生工の野球部員ら=越前市の武生工業高校で
現在も足羽、鯖江から注文があり、生徒たちが製作中だ。
高等部二年の坂本光恵さんは「材料の穴開けなどは難しいですが、大事に使ってもらえるとうれしい」と話している
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