"
2011年- 放射性セシウム、汚染木材樹皮を視察 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
v11.0
- ID:
- 23237
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0119
- 見出し:
- 放射性セシウム、汚染木材樹皮を視察 2400トン山積みのまま
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20120118ddlk09040188000c.html
- 写真:
- -
- 記事
-
福島第1原発事故による放射性セシウムが検出され、引き取り手がなくなった樹皮の管理状況を把握するため、民主党県連は17日、鹿沼市富岡の県森林組合連合会鹿沼木材共販所を視察した。
同連合会が昨年12月、県連に対し樹皮の処理方法の早期決定を求めたのを受けた。
丸太の積み下ろしや選別の際にはがれ落ちる樹皮はこれまで、堆肥(たいひ)原料として活用されていたが、国の暫定許容値(1キロ当たり400ベクレル)を超えるセシウムが検出された県産木の樹皮については、堆肥製造業者からの引き取りが拒否されているのが現状だ
同連合会によると、現在も許容値を超えており、鹿沼木材共販所など同連合会が運営する三つの共販所には計約2400トンの樹皮が山積みになっている。
放置したままだと自然発火の恐れもあるといい、同連合会は国や県に一時集積場所の確保や、処分費用の負担を強く求めている。
視察には福田昭夫衆院議員ら県連役員8人が参加。
福田氏は「国は地方の実態が分かっていない。
実態を説明してもらうことによって対応できる」と話していた。
県連は今後、同連合会とともに環境省などに対応策を求めていくという
fff: