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2011年- 木製「火消道具箱」設置 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 23223
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0119
- 見出し:
- 下諏訪の街に風情を 木製「火消道具箱」設置
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.shinmai.co.jp/news/20120119/KT120118GJI090007000.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
諏訪郡下諏訪町の諏訪大社下社秋宮近くにある横町木の下地区に、木製の消火器・ホースの格納箱が設置された。
地元住民でつくる「横町木の下まちづくり協議会」が、風情ある街並みの魅力を観光客に伝えようと、地区内にあった赤いブリキ製の格納箱五つを全て新調した。
消火器用は高さ約1メートル、幅約90センチ、奥行き約40センチで、ホース用はこれより一回り大きい。
協議会長の酒店経営清水正さん(52)によると、扉は「よろい張り」で、下の板の上部に上の板の下部を重ねる構造だ。
「この辺りでも昔懐かしい建築様式」という。
中の備品を管理しやすくするため、扉
の上部に透明のアクリル板を張り、「火消(ひけし)道具箱火乃要鎮(ひのようじん)」と記した。
消防団の分団長を務めた経験がある清水さんは、ブリキ製格納箱がさびて老朽化していたのが気掛かりで、赤い色も「周辺の景観にそぐわない」と感じていたという。
3年前、まちづくりの視察で訪れた岐阜県飛騨市で木枠の格納箱を見て雰囲気の良さに感心。
それを参考にデザインを決めた。
観光客の評判もよく「『これはいい』と写真を撮っていく人もいる」と清水さん。
今後は内部に照明を付け、夜間でも場所が分かるようにする予定だ
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