v11.0
- ID:
- 24572
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0618
- 見出し:
- 県産原木価格、落ち込み深刻 ユーロ安など影響
- 新聞名:
- 愛媛新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120618/news20120618700.html
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- 記事
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県内の原木価格が低迷している。
中でも愛媛が全国一の生産量を誇るヒノキ価格の下落が顕著で、県森林組合連合会の県内5市場では、5月平均価格が1立方メートル当たり1万393円と前年同期比29%減。
スギ価格も落ち込んでおり、林業関係者は「今の価格では補助金をもらっても赤字。
事業を続
けられない」と悲鳴を上げている。
愛媛は国内有数の木材産地。
2011年の農林水産省統計では丸太などの素材生産量が、ヒノキは18万1000立方メートル(前年比1%増)で5年連続1位、スギが28万4000立方メートル(8%減)で2年連続10位だった。
ヒノキは昨年10月以降7カ月連続、スギは今年1月以降4カ月連続で下落しており、ヒノキの5月平均価格は昨年10月の半分の水準となっている。
スギも1立方メートル当たり7497円(前年同期比18%減)で、県森林組合連合会の河野岩治木材部長は「異常事態」と危機感をあらわにする
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