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    ID:
    24490
    年:
    2012
    月日:
    0607
    見出し:
    蒲郡ミカン廃木を「箸」に 市が業者と共同開発
    新聞名:
    中日新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20120606/CK2012060602000042.html
    写真:
    -
    記事
    蒲郡市は、特産ミカンの植え替え時に生じる廃木を再利用した塗り箸を、木材を扱う関連業者や箸メーカーと共同開発した。
    新たな蒲郡土産として今夏の発売を目指し、子どもたちの食育に活用していく予定だ  蒲郡市では、ミカン農家による栽培品種の変更や樹勢の衰えた老木の処分に伴い、年間約二百トンのミカン樹木の廃材が発生する。
    その多くは焼却、埋設処分されてきた  ミカン樹木は、加工すると変形しやすい上、低木のため、材料となる部分の比率を表す「歩留まり」が悪いという難点があった。
    これまで木製コースターなどの製品化を試行してきたが、本格的な再利用に至っていない  市産業振興課(現農林水産課)が三年前、木製公園施設を手掛けるエコム(名古屋市)に木の特性調査や活用方法の検討を依頼。
    しなやかな材質の特性を生かした箸作りが提案され、エコムが福井県小浜市の塗り箸製造卸業「フナイワークス」と連携し商品化を目指してきた  箸に使う最適部分の研究や加工処理法の試行錯誤を重ね、変形しやすい材質の難点をクリア。
    約六十種類の試作品を作り上げた。
    木肌はミカン果汁のような薄いオレンジ色で独特な風合いがある  今後はフナイワークスが製造、エコムがミカン農家からの材料調達と販売を担う。
    市やエコムは、蒲郡市内の観光施設での販売や温泉旅館での活用を見込み、PRを始めた。
    市内の保育園児が食育で作る「マイばし」に役立ててもらう方針だ。
    市農林水産課の三浦次七郎主査は「蒲郡の特産物と観光、食 をつなぐ懸け橋になると期待したい」と話している fff:

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