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    ID:
    24386
    年:
    2012
    月日:
    0525
    見出し:
    五木村民話語り部の会奮闘
    新聞名:
    読売新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20120524-OYT8T01512.htm
    写真:
    【写真】
    記事
    五木村宮園地区の住民8人が、地域に伝わる民話や伝説、昔の出来事などの語り部の会を結成し、精力的に活動している。
    川辺川ダム建設計画に伴う住民の移転を機に過疎化が深刻化している村の現状に、「地域文化の一つである民話が途絶えてしまう」と立ち上がった。
    22話を記録した冊子も作成 後世につなごうと、小学校での読み聞かせも計画している。
    (池田圭太)  発起人は林業山下照公さん(63)。
    「人口の減少とともに廃れ行く五木の民話を残したい」と協力者を募り、昨年4月、50~80歳代の男女で会を結成。
    まず、住民から民話を聞き取る作業から始めた。  同11月に開かれた「五木の子守唄祭」では、かやぶき屋根の観光施設内で初めて語り部活動を行った。
    会員のうち馬場上美栄子さん(76)ら3人が、罰当たりな行為をしたもぐらを村民が戒めた話「もぐら打ち」など三つの物語を披露。
    会場に入りきれないほど大盛況だった。  「話が後先になって観客に笑われたが、予想以上の人が集まって熱心に聞いてくれた」と馬場上さん。
    初めての語り部活動の成功を機に活動はさらに盛り上がり、今年2月には民話の語り部活動が盛んな宮崎県西米良村で研修。
    間の取り方や話す速度、発音の仕方など、相手が聞きやすい話し方を勉 強した。  この1年間続けてきた民話の聞き取り作業は年明けには一段落し、22話を冊子「五木村宮園の昔話」(A4判34ページ)にまとめた。
    「もぐら打ち」、同じ男性を好きになった姉妹が川に身を投げ、近くの岩に地蔵がまつられた「人情淵」、珍しい寸胴(ずんどう)のヘビの伝説などで、カラーの絵付きで絵本のよ うに仕上げた。  2011年度は村教委が活動に90万円の予算をつけてくれた。
    今年度も同様の措置が取られる見込み  山下さんは「宮園地区だけでなく、村内の他の地区にも活動が広がれば活性化にもつながると思う」と話し、会員の門口良行さん(83)は「若い世代にも活動を受け継ぎ、五木の文化をいつまでも残したい」と意欲をみせている。 fff:

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