v11.0
- ID:
- 24201
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0507
- 見出し:
- 県産材フレーム自転車披露 諏訪の有志が開発
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.shinmai.co.jp/news/20120506/KT120505SJI090001000.html
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- 記事
-
自転車を使った地域活性化策を探る諏訪地方の有志が開発していた木製フレームの自転車が完成し、5日、諏訪市博物館前でお披露目された。
地元の複数企業で量産態勢を整えて今夏をめどに販売を始め、観光用レンタサイクルへの導入も促したい考え。
「スワクルプロジェクト」と銘打ち、地域のブランド
力の向上を目指す
この日は、同市の諏訪大社上社本宮で関係者約30人が安全を祈願した後、近くの市博物館で試乗会を開いた。
自転車を設計、製作した工業デザイナー安田将晃(まさてる)さん(38)=岡谷市東銀座=によると、フレームには県産カラマツを使用。
振動吸収性が高いカーボン素材で補強した。
岡谷市内
の塗装会社や金属部品加工会社も製作に協力した。
プロジェクトは、諏訪独自のブランドづくりを進める諏訪市の事業の一環。
今後は関連商品の開発やレンタサイクルによる誘客へと活動の幅を広げる計画だ。
プロジェクトの代表に就いた工業デザイナーの堀内智樹さん(46)=諏訪市中洲=は「いろいろな産業に波及効果が見込める。
自転車のまちとし
てブランドをつくりたい」と意気込む
木製フレーム自転車の価格は30万円前後の予定。
安田さんは「乗りたくなるデザインとしなやかな乗り心地が特長」と話している。
諏訪市産業連携推進室が窓口となり、6月15日まで一般から愛称を公募する。
問い合わせは同室(電話0266・52・4141)へ
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