v11.0
- ID:
- 24195
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0502
- 見出し:
- 公共施設に木材使おう 森林運営、港区が支援 23区初
- 新聞名:
- 東京新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120502/CK2012050202000091.html
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- 記事
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港区は、区有施設の内装に積極的に木を活用する「木材の利用の促進に関する方針」を先月策定した。
地球温暖化防止と国内の森林整備への貢献などが目的。
区によると、都や新島村はすでに策定しているが、二十三区では初めてという
国は二〇一〇年、森林整備、木材の自給率向上を目指し「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」を施行。
これに基づき、各自治体に木材利用方針の策定を求めている
港区の方針の特徴は、木材伐採後に再植林する協定を全国四十七市町村と締結し、これらの自治体が供給する「協定木材」の利用を促進する点。
各自治体の長期にわたる森林運営を区が支援する。
木は二酸化炭素(CO2)を吸収することから、地球温暖化防止にも貢献できるとしている
方針は区の公共建築物を新築、改築する際に、床面積一平方メートル当たり、〇・〇〇五立方メートル以上の木材を使用する目標を設定。
民間の建築主に対しても、区内で延べ床面積五千平方メートル以上の建築物を建てる際には、協定木材の利用を促している
現在、区の施設ではエコプラザ(浜松町)、高陵中(西麻布)、高輪子ども中高生プラザなどで、多くの木材が使用されている
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