"2011年- チェーンソーで1.6メートル昇り竜 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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    ID:
    23704
    年:
    2012
    月日:
    0309
    見出し:
    チェーンソーで1.6メートル昇り竜  井波彫刻師 砺波の越田さん
    新聞名:
    中日新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20120308/CK2012030802000137.html
    写真:
    【写真】
    記事
     伝統工芸井波彫刻の彫刻師越田冰春(すいしゅん)さん(52)=砺波市平和町=が、井波彫刻ではあまり使わない杉の間伐材を材料に高さ1.6メートルの昇り竜の置物を制作した。
    材料費を抑えて環境に優しい大型作品を作ろうと取り組んだ。
    割れやすいなど杉の特徴を踏まえて慎重にチェーンソーを 振るい、迫力のある竜を完成させた。
     (萩原誠)  井波彫刻はケヤキやクスノキなどを材料にすることが多いが、越田さんが井波彫刻師仲間と二〇〇九年につくった井波チェーンソーアートクラブは、これまでチップにしかならなかった杉の間伐材を彫刻の材料に取り入れ始めた  今回、越田さんは同じ長崎県出身で富山市内に住む知人から、還暦記念に「大きな昇り竜を作って」と頼まれた。
    「比較的安い材料を使えば、より大きなものを届けられる」と、直径九十センチの杉間伐材を使うことにした  とぐろを巻きながら勢いよく上昇する様子を表現するため、太い根元を上部の頭の側にして制作した。
    根元部分は割れやすく油分も少ないため表面が粗くなりがち。
    大まかな形作りに用いたチェーンソーは、なるべく木目に沿う方向に刃を当て、顔やうろこは慎重にのみを入れて彫った。
    念入りに紙やすりをか け、約三カ月かけて完成した  間伐は森の手入れに欠かせない作業。
    越田さんは「チェーンソーの燃料に植物油を使うなど環境にも配慮した。
    この世に二つとない置物ができた」と、エコな大型作品の出来栄えに胸を張る fff:

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