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2011年- 木製フレーム自転車 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
v11.0
- ID:
- 23688
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0308
- 見出し:
- 木製フレーム自転車で地域活性化 諏訪で開発プロジェクト
- 新聞名:
- 信濃毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.shinmai.co.jp/news/20120307/KT120306SJI090011000.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
諏訪市中洲の工業デザイナー堀内智樹さん(46)らが中心になり、諏訪地方で自転車の開発から生産までを手掛け、自転車が乗りやすい環境も整えようという計画を進めている。
第1弾として木製フレームの自転車を開発し、レンタル事業で活用する。
同市産業連携推進室が呼び掛け、市内で6日開かれ
た「スワサイクルプロジェクト」(仮称)の打ち合わせ会で自転車の試作品が披露された。
木製フレームの自転車は、自転車のフレーム職人としてヨーロッパで修業し、諏訪地方で自転車工房の開設を計画している安田将晃(まさてる)さん(38)=大阪府出身=が設計した。
5月に第1号を完成させることを目標に開発を進める。
当面、この自転車をレンタル用に量産できる態勢を整え、素材に県
産材の利用も検討する。
また、4月からは諏訪地方の飲食店などや自転車の走行ルートを掲載した地図の作成にも取り掛かる。
プロジェクトは、諏訪独自のブランドを作る市の事業の一環。
1月に開いた市内の企業による新商品の企画発表会で、堀内さんが自転車を活用した地域活性化策を提案した。
これに複数の企業が興味を示し、事業を具体化させることに。
6日は、事業に関心のある地元の製造業や観光関係者ら約30人
が参加した。
堀内さんの提案に当初から参加している岡谷市の「ワタナベ塗装」の紹介で、安田さんが仲間に加わり、木製フレームの自転車を提案。
「信州の風景に合う」と採用した。
今後、参加企業・団体で、自転車や部品を開発する工業部会、レンタルを手掛ける観光部会など3部会を編成する。
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