"
2011年- 住民憩いの場へ活用 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
v11.0
- ID:
- 23664
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0306
- 見出し:
- 住民憩いの場へ活用を 久慈工業高生、野田村に15脚贈る
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/iwate/news/20120305ddlk03040005000c.html
- 写真:
- -
- 記事
-
県立久慈工業高校の生徒たちが、学校のある野田村に手作りの木製ベンチ15脚を贈った。
仮設住宅や商店街に設置し、住民の憩いの場として活用してもらう考えだ
ベンチを贈ったのは、建築を学ぶ同校の3年生。
同校は高台にあったため被害は免れたが、津波で自宅を失った在校生もおり、生徒が自主的に「仮設住宅にコミュニケーションの場をつくってあげたい」と発案した。
村内の仮設住宅で暮らす清水さつきさん(18)は「屋外でも気軽に世間話をできる場所がほし
いという意見をよく聞いた」と振り返る。
地元製材所からヒノキや杉など材料の支援も受け、昨年6月ごろに製作を開始。
中心に穴を開けプランターを置けるようにしたり、表面をバーナーで焼いて雨風に強くしたりと、設計にも工夫を凝らした。
夏休み明けに完成させ、文化祭で展示した後、今年2月に寄贈。
広崎智恵美さん(18)は「修理が必要になるぐらい大勢の人に座ってほしい」と話す
同校では、他にも生徒が作った木工品の販売収益を寄付するなどの復興支援を続けており、村総務課の明内和重総括主査は「これからの復興を担う若い世代が積極的に活動してくれて心強い」と話す
fff: