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2011年- 木製パズル販売< |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 23535
- 年:
- 2012
- 月日:
- 0221
- 見出し:
- 自ら開発のブックカバーや木製パズル販売
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20120220ddlk07040106000c.html
- 写真:
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- 記事
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避難生活を続ける県立小高商業高などの高校生たちが19日、自ら開発したブックカバーなどを福島市内のスーパーの一部を間借りし販売、「いらっしゃいませ」と、元気な声を張り上げた。
復興支援に役立ちたいと、売り上げの一部を寄付する予定という。
販売したのは積んで遊ぶ木製のパズル「ラッキードール」とウエットスーツ素材のブックカバーと携帯電話ケース「THEアムフィ」。
「ラッキードール」は伊達市、ウエットスーツ素材の2商品は宮城県石巻市で被災したメーカーの支援を兼ねた。
衝撃に強い特性を生かし、携帯電話ケースはランニングなどの時
に腕に巻いて使えるデザインにした。
ビジネス体験教育に取り組むNPO法人「マイビジョン」(東京都品川区)のサポートで実現した。
他に県立福島高、福島西高の計16人が参加し、昨夏から販売する商品の開発に取り組んできた。
デザインから発注先企業の選定、宣伝まですべてを自身で手がけ、販売にこぎ着けたという。
「ラッキードール」は震災で感じたという「絆」がモチーフで、人形を重ねて手をつながせたり、支え合ったりしてバランスを保つパズルゲーム。
パッケージには、県内の小学生が描いた絵があしらわれ、子どもたちに人気だった。
販売員を務めた小高商業高3年、鎌田美波さん(18)は警戒区域となった南相馬市小高区を離れ、原町区で避難生活を送っているという。
「とても勉強になった。
これからも地元に貢献し、復興の助けになる仕事がしたい」と話していた
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