"2011年- 11生まれの子に木製椅子 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 52388
- 年:
- 2011
- 月日:
- 1214
- 見出し:
- 3・11生まれの子に木製椅子 北海道の団体が寄贈
- 新聞名:
- 岩手日報
- 元UR(アドレス):
- http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111213_4
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
北海道の団体が岩手、宮城、福島３県で３月１１日に生まれた赤ちゃん計１０４人に木製椅子を贈る活動の「第１号」として１２日、宮古市近内の葬祭業男性の長女さくらちゃんにかわいらしい椅子が届いた。
地震発生の２７分前に生まれた赤ちゃんは９カ月となり、つかまり立ちも覚えた。
座面裏に刻まれた「た
くましく未来へ」の願いを背負い、両親や地域に温かく見守られ成長していく
椅子を贈ったのは「希望の君の椅子を贈る会」（代表・磯田憲一旭川大客員教授）。
２００６年から道内の子どもの誕生を祝い寄贈活動をしてきた団体が中心になり、被災地の子どもを励まそうと新たな組織をつくって準備してきた。
椅子はナラ材で作られ高さ約４０センチ。
座面裏にはメッセージとともに名前と誕生日が刻まれている。
父親は「優しい椅子だ。
娘がまちの復興と共に健やかに育って、早くきちんと座れるようになってほしい」と願った。
寄贈は道内の大学生の募金などを財源にしており、本県は８市２村で生まれた２２人が対象。
同日はほかに宮古市で１人、花巻市で２人にも椅子が贈られた。
【写真＝両親に支えられながら、磯田憲一代表（右）から贈られた椅子につかまるさくらちゃん】
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