"
2011年- 放置木材 燃料化へ買い取り |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
v11.0
- ID:
- 52143
- 年:
- 2011
- 月日:
- 1016
- 見出し:
- 放置木材 燃料化へ買い取り
- 新聞名:
- 中国新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201111150044.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
雲南市は2012年度、木質バイオマスエネルギーの普及に向け、市民参加で森林に放置された間伐材を収集・搬出する事業をスタートさせる。
市民が搬入した木材を1トン当たり3千円で買い取り、木質チップ化してボイラー燃料として活用する。
16年度までに年間5千トンの消費を目指し、森林資源の維持
と地域振興につなげる。
計画では、林業者が間伐した後に残す低質な放置材を活用する。
一定の技術を持つ伐採経験者をはじめ、会社員や農業従事者に山林からトラックなどで運び出してもらう。
搬出材は、12年6月に市内の森林組合や建設会社など民間7事業者で設立する「新エネルギー供給事業体」が購入。
木材チップに加工し、市内の温浴施設や福祉施設のボイラー燃料として使う。
市の森林面積は約4万3800ヘクタールと、全市域の約8割を占める。
一方で、林業者の高齢化による担い手不足が深刻化。
森林の維持管理が課題となっている。
今月2日には、大原森林組合(同市大東町)が指導し、市職員4人が大東町の山林で放置材を収集。
約6時間の作業で約3トンを搬出した。
市は「山林に入って収集し、運び出す技術の習熟が課題」(産業振興部)とみており、市民を対象にした技術講習会も開く計画でいる
fff: