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2011年- バイオマス水素工場 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 51924
- 年:
- 2011
- 月日:
- 1019
- 見出し:
- バイオマス水素工場:世界初、原材料に木材チップ 大牟田エコタウンに完成
- 新聞名:
- 毎日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20111018ddlk40020395000c.html
- 写真:
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- 記事
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二酸化炭素75%削減
地場石油販売大手の新出光(福岡市、出光泰典社長)の子会社が大牟田市健老町の大牟田エコタウンに建設したバイオマス水素工場の完成式が17日、現地であった。
水素製造に木材チップを原材料とする世界初の商用プラントで、来春から本格稼働する。
【近藤聡司】
従来の天然ガスを原材料とするのに比べ、二酸化炭素排出量を75%削減できるという。
地元の間伐材などを利用するため、農水省の助成事業として、設備整備費21億4000万円の3分の2が交付された。
計画では、1日当たり木材15トンから最大で水素約7200立方メートルを製造する。
発電利用に換算して約600~700世帯をまかなう規模という。
ただ当面は主に、新出光の販路で工業用原料として販売する。
事業を手がける100%子会社、イデックスエコエナジーの社長も兼ねる出光社長は「さらに水素のエネルギー利用は進むはずで、二酸化炭素を出さずにつくったバイオ水素として売り込みたい」と話した。
同社によると、来春までに20人程度を新規雇用する予定。
既に13人を地元から採用したという
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