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2011年- 建設廃材から水素製造 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 51907
- 年:
- 2011
- 月日:
- 1018
- 見出し:
- 建設廃材から水素製造 新出光のプラント完成 大牟田エコタウン
- 新聞名:
- 西日本新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/268846
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
地場石油販売大手・新出光(福岡市)の100%子会社「イデックスエコエナジー」(同)が福岡県大牟田市の工業団地「大牟田エコタウン」に建設していたバイオマス水素製造プラントが完成、17日に竣工(しゅんこう)式が行われた。
建設廃材などの木材チップから水素を作る世界初の商用プラント。
11月に
試験運転を始め、来年4月の本格稼働を目指す
プラントはタワー型設備で高さ36メートル、敷地面積は約9千平方メートル。
熊本、佐賀、福岡の3県から集めた建設廃材や間伐20+
件材などの木材チップを熱分解してガス化。
併設する水素精製装置で、1日当たり15トンの木材から最大7200立方メートルの高純度水素を製造する。
水素は新出光が引き取り、半導体工場などに販売する。
地元から12人程度を新規採用し、売上高は年3億円を見込んでいる。
竣工式で、イデックス社の出光泰典社長は「水素は産業用ガスとして使うが、将来的には燃料電池メーカーなどと連携して新たなビジネスモデルを構築したい」と話した。
古賀道雄・大牟田市長は「(水素の)需要拡大で工場が拡充し、雇用がさらに創出されることを期待したい」と述べた
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