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2011年-姫路の宮大工が銅賞 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 51763
- 年:
- 2011
- 月日:
- 1003
- 見出し:
- 姫路の宮大工が銅賞 全国青年技能競技大会
- 新聞名:
- 神戸新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/0004515542.shtml
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
若手大工たちが腕を競う「第27回全国青年技能競技大会」で、県代表として出場した姫路市木場の宮大工・福田幸義さん(34)が銅賞に輝いた。
播磨の祭り屋台や社寺を手掛ける福田さんは「これを励みに、いっそう技を磨きたい」と飛躍を誓った
大会は全国建設労働組合総連合(全建総連)が、若手の技術向上を図ろうと毎年開催。
今年は19~21日に横浜市で開かれ、各地の予選を勝ち抜いた約80人が出場。
4本の脚が天台中央に向かって傾いた「四方転び」の踏み台(脚立)を製作した
「四方転び」はシンプルな構造だが、高い技術が求められる。
出場者は図面制作から始め、のみやかんな、のこぎりで木材60 件を加工。
くぎを一切使わず、6時間で高さ60センチの踏み台を組み上げた
寸法の正確さや仕上がりの質を総合的に審査。
過去3回出場し、いずれも入賞している福田さんは「今回も入賞できれば十分」と翌日の結果発表を待っていたが、金賞(1人)と銀賞(2人)に続く銅賞(3人)に選ばれ、驚いたという
「35歳以下」という出場規定により、9月生まれの福田さんは来年が最後の大会となる可能性が高い。
「次は日本一を目指したい」と意気込んでいる
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