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2011年- 苦難はね飛ばせ 被災地の木材使用 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
v11.0
- ID:
- 51550
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0912
- 見出し:
- 相撲こま 苦難はね飛ばせ 被災地の木材使用
- 新聞名:
- 東京新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011091102000032.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
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十一日開幕の大相撲秋場所に合わせ、東日本大震災で被災した地域の木材を使って宮城県出身の歴代横綱の姿をかたどった「仙台伊達の相撲独楽(こま)」が両国国技館(東京)で売り出される
付属する土俵の上でぶつけて遊べる逸品で、デザインした東京の錦絵師木下大門さん(64)は「被災地の方々に、こまとともに困難をはね飛ばしてほしいとの願いを込めた」と話している
力士の錦絵を長年描いてきた木下さんは震災後、江戸時代と明治時代の横綱で、宮城県出身の谷風や秀ノ山、大砲(おおづつ)の銅像や墓石が津波に流されずに残っていたことをニュースで知った
被災地復興の祈りを込め、谷風らの相撲こまを作ることを発案。
職人を探していた際、日本三景の松島で木工品販売店を営む我妻幸男さん(60)が被災したことを知り、制作を依頼した
今回の企画について我妻さんは「多くの人にこま遊びを楽しんでもらい、松島にも思いをはせてもらえれば」と期待する
秋場所では五十セット(各三千八百円)を販売。
問い合わせは「大門」=電03(3722)2580=へ
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