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2011年- 県産材利用拡大へ協定 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 51483
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0902
- 見出し:
- 県産材利用拡大へ協定
- 新聞名:
- 山梨日日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.sannichi.co.jp/local/news/2011/09/01/11.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
山梨県は31日、不動産大手の三菱地所(東京)、グループ会社で住宅メーカーの三菱地所ホーム(同)、北杜市のNPO法人「えがおつなげて」の3者と、県産材の利用拡大推進のための協定を締結した。
三菱地所ホームは、県産材を一戸建て住宅の梁はりなど構造用部材として使用していて、県は「三菱
グループなどが都市住民らにPRしてくれることで、県産材のブランド化が図れる」と期待している。
三菱地所ホームによると、一戸建て住宅の構造用部材に使うのは主に県産のカラマツ。
今年は500戸の住宅に、丸太に換算して約2千立方メートル分の県産材を使用する。
県林業振興課によると、県内生産量の約5%にあたる量
県側は、首都圏などの住宅に県産材が使われることで、ブランドとして普及することを期待。
外国産から国産材の使用比率を高めようとしている三菱地所ホーム側にとっては、県のお墨付きを得ているだけに、消費者に「安全・安心の材料を使っている」とPRできるメリットがあるとしている。
今回の協定は、三菱地所グループと「えがおつなげて」が都市と農村の交流プロジェクトを実施していたのをきっかけに、県産材の利用拡大を推進しようと進められた。
県産材は住宅部材に使用されるほか、同グループとNPO法人が都市住民を対象にしたイベントを企画するなどして普及に努める。
横内正
明知事は「林業の衰退は森林の荒廃につながる。
協定締結が、活性化のきっかけになればいい」と話した
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