"2011年- 注文家具:木工場から夢 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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    ID:
    51358
    年:
    2011
    月日:
    0820
    見出し:
    注文家具:木工場から夢、女性の感性で人気
    新聞名:
    毎日新聞
    元UR(アドレス):
    http://mainichi.jp/area/saitama/news/20110819ddlk11020225000c.html
    写真:
    -
    記事
    おもちゃから事務用家具まで…アイデアで勝負  三郷市で注文家具製造「ゆき工房」を経営する木工職人、水上由貴さん(38)の製品が人気を集めている。
    手がける製品は木製のおもちゃから業務用の家具類と多彩だが、女性の感性を生かしたアイデア商品が多く、一般家庭や企業から大好評だ。
    木工職人の技を伝授した師匠の竹之内満さん(67) は「女性の木工職人は全国的にも珍しい。
    これからも腕を磨き、一流の製品を作り続けてほしい」とエールを送る。
    【飯嶋英好】  水上さんは明治学院大文学部卒。
    高校英語科の教員免許を取ったが、就職先は大手厨房(ちゅうぼう)機器メーカーの営業部門を選んだ。
    「小学生のころから図工が好きで、いずれは物作りの仕事に就きたかったから」。
    4年後にメーカーを辞め、知人の紹介で竹之内さんに弟子入りした。
    竹之内さんは 当時、三郷市内で木工場を営み、全国の大手レストランにテーブルなどを納めていた。
    「物好きな女性」と思いつつ、水上さんの熱心さにほだされ、製材から組み立て、塗装法を教えたという。  竹之内さんの元で約6年間修業した後、中国に渡り1年半、骨董(こっとう)家具製造を勉強。
    帰国した05年に三郷市鷹野2に約50平方メートルの家屋を借り、「ゆき工房」を設立した。
    作業に必要な機械や道具類一式は竹之内さんが無償で提供してくれた。  水上さんは営業から製造、納品を一人でこなす。
    口コミで評判が広がり、最近は大手企業の事務用書棚の発注から、有名な歌舞伎俳優宅の椅子の修理まで舞い込む。
    水上さん考案のヒット商品は、引き出しや収納棚が付いた食卓。
    引き出しにはメガネやテレビのリモコン、印鑑などを入れることができ、 棚には新聞や雑誌が収納できる。
    水上さんは「不意の来客があっても食卓の上がすぐ片付けられます」と胸を張る。  おもちゃ「おとぎの国の積み木ちゃん」も売れ筋だ。
    103個の小さな木製パーツを組み合わせ、チューリップや魚、ピアノ、お城などが変幻自在に作れる。
    「自然木のパーツで幼児がなめても安心。
    創造性を育みます」  ゆき工房の設立から6年。
    水上さんは「女性でも本気で立ち向かえばお客が増え、道が開けるのが実感できた。
    ベッドなど福祉や介護関連の分野も手がけたい」と夢を描く。
    ゆき工房(電話048・955・3272) fff:

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