"2011年- 県産木材に震災直撃 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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    ID:
    51341
    年:
    2011
    月日:
    0819
    見出し:
    県産木材に震災直撃
    新聞名:
    読売新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20110819-OYT8T00019.htm
    写真:
    【写真】
    記事
     震災以降、県内森林組合の県産木材の販売量がそれまでより3割減っている。
    石巻市に集積する合板工場3社が津波で被災した影響が大きい。
    海岸沿いの工場の被災が、山の林業に打撃を与えた格好だ  仙台市泉区の林道脇には、長さ2~4メートルの杉の丸太が山積みになっている。
    2、3月に伐採された間伐材だ。
    同市周辺の山林で業務をする宮城中央森林組合の上野正宏業務部長は「売り先がなく置いている。
    500万円余の回収が数か月遅れている」と落胆する。  16の森林組合が加盟する県森林組合連合会によると、切り出した木材の約6割は石巻市にあるセイホクなど3社の合板工場に出荷される。
    合板は、大根のかつらむきのように削った木材を重ね合わせて作り、住宅の壁や床、屋根などに使われる。
    ところが、3社の工場は3月の津波で被災し生産を停止 した。  連合会のまとめでは、各組合から合板工場への7月の出荷額は1925万円で、前年同月の4824万円から6割減った。
    ほかの材木屋や製材所に売る分を含めても7月は5243万円で、前年実績の3割減となっている。
    各組合は林業者の減収をカバーしようと、震災後、がれき処理や河川敷の草刈りを 建設会社や行政から請け負っている。  合板メーカーは以前、木材の大半をロシアなどから輸入していた。
    それがこの数年、ロシアの輸出関税引き上げなどの影響で細り、そのすき間を埋めるように県産材の利用が伸びていた。
    そんな中での工場の生産停止は、林業者のビジネスチャンスを奪っている。 fff:

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