"2011年- 手作り椅子、被災幼稚園に |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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    ID:
    51331
    年:
    2011
    月日:
    0818
    見出し:
    手作り椅子、被災幼稚園に
    新聞名:
    読売新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20110817-OYT8T01125.htm
    写真:
    【写真】
    記事
    市川市平田の県立市川工高インテリア科の3年生35人が、東日本大震災の津波で備品が流されるなどの被害を受けた宮城県東松島市の私立のびる幼稚園に、手作りの椅子25脚を贈ることになった。
    2年生の時の実習で製作したもので、生徒たちは20日の寄贈を前に、園児に安全に使ってほしいとの 願いを込め、夏休み返上で改良を続けている。  インテリア関係者の全国組織「日本フリーランスインテリアコーディネーター協会」(JAFICA)が学校側と幼稚園の橋渡し役となり、寄贈が決まった。  JAFICAによると、同幼稚園は震災で2階まで津波が押し寄せ、園児2人が犠牲になった。
    鉄筋の園舎は外観だけ残ったが、おもちゃや椅子などは流され何もなくなった。
    園児24人は間借りの園舎に通い、夏休み明けから倉庫を改築した園舎に行くという。  贈る椅子は、今の3年生が昨年4月~今年2月、木工実習で1人1脚ずつ製作した。
    座る高さは約30センチ、背もたれと4本脚を含め全て木製。
    木組み構造を学ぶ実習だったため仕上げはしておらず、作業は夏休みから本格化させた。  トゲを防ぎ、部材の角を無くすため、連日、紙ヤスリなどで丁寧に磨きをかけ、全体的に丸みを持たせた。
    出来栄えの良い25脚を選び、座る所と脚を金属ネジで補強。
    最後に「市工」の焼き印を背もたれに押した。  宮崎未来さん(18)は「被災地の役に立つのはうれしい。
    大切に使ってほしい」、宮本拓也さん(18)は「震災はつらかったと思うが、これから楽しい幼稚園生活になるよう、祈りを込めました」と話す。
    指導する楚山修司教諭は「生徒の気持ちがこもった椅子」と仕上がりの良さにも太鼓判を押している。  椅子は19日、学校関係者が車に積んで出発、20日には現地で引き渡すという fff:

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