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2011年- 山城の木材活用 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 51251
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0809
- 見出し:
- 山城の木材活用を 宇治田原に林業モデル地区
- 新聞名:
- 京都新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110808000038
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
京都府内産木材の利用を増やそうと、府山城広域振興局は本年度にも、宇治田原町内に林業のモデル地区を設け、生産流通の拡大を進める。
振興局は「山城産の木材がほとんど流通していない現状に、一筋の道をつけたい」としている。
景気低迷で住宅着工数は減少傾向にあるものの、府の助成制度(本年度から上限40万円)を受け、新築や増築時に府内産木材を使った府内の住宅と店舗は、2010年度に187棟から199棟に増えた。
うち山城地域は16棟だった。
一方、山城地域での09年度の木材生産量は587立方メートルで、府内産の1%にも満たない。
ただ、山林面積に占める人工林の割合は宇治田原町が57%、和束町も47%と府内でも高い。
府森づくり推進室は「戦後に植林されたヒノキや杉は成長し、利用できるが、伐採する人も運び出す人もいない」
と分析する。
府は生産流通態勢を整えようと、昨年度から宇治田原町森林組合と協力し、モデル地区の準備を進めている。
組合が山林所有者たちから間伐などの作業をまとめて引き受けて作業を効率化し、コスト削減を図る。
建築業者が府地球温暖化防止活動推進センターから「府内産木材で建てた」との認証を受けると、府内産木材の輸送に伴う二酸化炭素の削減効果が「ウッドマイレージCO2」として算定される。
同室は「市民のエネルギー問題への関心は高まっており、山城の消費者が材木を選ぶ際のPR材料になるので
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