"2011年-なにわ大賞に竹山木管楽器 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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    ID:
     開催時間は11時~18時。
    入場無料、木工体験など一部有料のプログラムあり 51134
    年:
    2011
    月日:
    0729
    見出し:
    なにわ大賞に竹山木管楽器 
    新聞名:
    読売新聞
    元UR(アドレス):
    http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20110729-OYT8T00066.htm
    写真:
    【写真】
    記事
    大阪らしいユニークな活動をする人や団体を表彰する「第14回なにわ大賞」の贈呈式が28日、大阪市北区であり、同市住之江区安立(あんりゅう)の「竹山木管楽器製作所」が大賞に選ばれた。
    代表の竹山宏之さん(57)は温かみのある木製リコーダー(縦笛)製作の第一人者。
    「受賞をきっかけに、先人 たちが工夫して完成させた楽器の楽しさと深さをさらに広めたい」と意欲を見せる。  誰もが小学校で覚えるリコーダー。
    プラスチック製が主だが本来は木製の楽器だ。
    自然の木にこだわった「タケヤマ」ブランドで世界に名をはせる。
    「木製リコーダー専門店は日本初。
    アジアにもないのでは」という。  製作を始めたのは、紡績関係の仕事に従事していた竹山さんの父だった。
    戦後、糸を巻く軸を作る技術を応用して、形の似ていた木製リコーダー作りも手がけた。
    竹山さんは25歳で手伝うようになり、3年後にプロ志向の高級品を作り始めた。
    33歳の時、米国で開かれた古楽フェスティバルの展示会にたっ た2本を出品し、それが逆に注目を浴びた。
    やがてドイツなど海外の演奏家に広まり、世界的ブランドになった。  木製リコーダーはシンプルに見えるが工程は60以上ある。
    素材となるカエデやツゲの木を乾かすところから完成まで半年~1年かかり、10年がかりの作品もある。
    8人の職人が手分けして毎月数十本を一つずつ手作り。
    タケヤマモデルは約60種類に上る。  商店街の一角にある工房で音色を確かめていると小鳥が飛んでくることも。
    「自然の木の温かみある音がわかるのでしょうか」とほほ笑む  工房には売り場とホールも併設。
    ここで子ども向けのリコーダー教室や演奏会を開き、環境を考えて間伐材を圧縮加工して作った試作品の製品化にも取り組むなど活動は幅広い。
    竹山さんは「生きた木でできたリコーダーは自分流の音が出せるのが醍醐(だいご)味。
    自分だけの音を奏でて楽しんでほしい」 と話している。    ◎  なにわ大賞は、大阪の新名物を掘り起こそうと、異業種交流グループ「なにわ名物開発研究会」が1998年から主催。
    応募のあった74件から、作家の難波利三さんらが審査。
    準大賞には、取り壊された建築物の廃材でウクレレを作るユニークな「建築物ウクレレ化保存計画」に取り組む美術家の伊達伸明 さん(46)(豊中市)が選ばれた fff:

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