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2011年- おはしDE積み木 |木製品、木、木工などのネット新聞情報 |木の情報発信基地
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- ID:
- 50943
- 年:
- 2011
- 月日:
- 0706
- 見出し:
- 箸でつまんだ夢 「おはしDE積み木」グッド・トイに認定
- 新聞名:
- 中日新聞
- 元UR(アドレス):
- http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110705/CK2011070502000097.html
- 写真:
- 【写真】
- 記事
-
岐阜市粟野西の木製おもちゃ店の主力商品「おはしDE積み木」が、全国の優良玩具に与えられる「グッド・トイ2011」に認定された。
楽しみながら箸の使い方を身に付けられる商品で、店主が幼い娘の箸を持つ姿を見て発案し、改良を重ねた。
「原点は娘の笑顔」と認定を喜び、海外輸出の夢を膨らませる
開発したのは、「桜梅桃李(おうばいとうり)」の梅田正一代表(34)
おはしDE積み木は箱と箸、一辺1・2センチのサイコロ型積み木16個で構成。
箸でサイコロをつまみ、箱に収める時間を競ったり、サイコロに描かれている4種類の顔の絵をそろえたりなど多彩な遊び方ができる
着想を得たのは2009年の春。
スプーンとフォークで食事をしていた当時2歳の長女凪彩(なぎさ)ちゃんが、箸に興味を持ち始めたことから「おもちゃにできるのでは」と思い至った
試作品を凪彩ちゃんに与えると、最初はサイコロをうまくつまめなかったが、やがて箸は正しい持ち方に。
「サイコロをつまもうと試行錯誤する中で、持ち方に気付いたようだ」と振り返る
グッド・トイに選ばれたおはしDE積み木=岐阜市粟野西の桜梅桃李で
夏までに商品化。
その後、収める容器をおわん型から箱にしたり、サイコロを小振りにしたりして、昨年12月に今の形になった
グッド・トイの選考は、NPO日本グッド・トイ委員会(東京都)が1985年からスタート。
全国の推薦人約4000人が推す製品から選ばれる。
これまでに約350点が認定され、今年は約100点から19点が選ばれた
梅田さんに選考結果が届いたのは5月下旬。
「厳しい審査で知られる賞なので本当に驚いた」。
お年寄りも楽しめ、家族のコミュニケーションにつながると評価された。
6月には福岡市でのおもちゃ展「福岡インターナショナルギフトショー」で準大賞に輝いた
「やってきたことが認められてうれしい」と梅田さん。
「原点は娘の笑顔。
自分のおもちゃが、家族の笑顔につながれば一番良い」と期待する
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